【5分でわかる】パソコンのスペックを知るのに必要な15のこと

分かりくいパソコンのスペックについて,簡単にまとめてみました.

 

CPU

⇒Passmarkで,ベンチを調べよう!

GPU

⇒Passmarkで,ベンチを調べよう!

DRAM

ストレージ

HDD
SSD
ディスプレー
USB

 

パソコンを買おうと思った時に気になるのがスペックですよね.
そんなPCのスペックの見方を紹介します!

CPU

性能は,メーカーのアーキテクチャ,クロック周波数,キャッシュメモリのサイズなどで決まります.
Passmarkの数値を見ましょう!

1.Passmarkで調べよう!

Passmarkの数値を見れば,性能がわかります.使い方⇒こちら

数値 性能 目安
600~1000 低性能 Atom
1000~2000 ウルトラブック Vista/7が使い物になる
2000~5000 Vistaや7が快適に動く
5000~ 高性能(ノート) 趣味で,画像・動画編集など
9000~ 高性能(デスクトップ) 仕事で,クリエイティブ系の作業に

性能の決まり方

ちなみに,クロック周波数(高いほど高性能)は,同世代・同シリーズ(2012年Ivy Bridge世代のCore-i7シリーズなど)間では比較できます.逆に,異なる世代(2012年Ivy Bridge世代と,2013年Haswell世代など)や,異なるシリーズ(Core-i3と,Core-i5など)間では全く比較することができません.

 

GPU

CPUが処理できるデータのうち,CPUの負荷軽減のために,画像(グラフィック)だけを別のチップで処理しようと搭載されているのがGPUです.FullHDなど,年々高精細化するディスプレーに対応するべく必須のチップです.

Intelの内蔵グラフィック,AMDのAPU,Radionなどが

ノートPCなら,CPU内臓のIntel HD5000などであれば,

 

 

DRAM

一般的に,メモリーと呼ばれます.
3種類の規格によって定義づけされています.

* 世代:DDR/DDR2/DDR3/(DDR4)
* サイズ:DIMM(デスクトップPC),S.O.DIMM(ノートPC)
* 測度:PC3-8500,PC3-10600,PC3-12800,PC3-15000,PC3-19200,(7種類/DDR3)

世代は,CPUやマザーボードによって必要となる世代が決まります.VistaならDDR2,Windows7からはDDR3を搭載する機種が多いです.DDR4は,2015年頃登場予定です.なお、ICS世代のAndroidには、DDR2が使われています。

サイズは,デスクトップ向けPCの大きなDIMMと、小さくてノートPCやタブレットに使われるS.O.DIMMの2種類です。

速度(モジュール規格)は、2種類の表し方があります.PC3△-○○○○○とDDR△-○○○○という表し方には互換性があり,例えば,PC3-8500=DDR3-1066,PC3-12800=DDR3-1600です.下位互換があるので異なるモジュール規格のDRAMでも動作します.(ただし,相性問題が発生しやすい)

HDD/SSD

ストレージの性能は,容量とアクセス速度によって決まり,2種類の違いがあります.
一般的に,HDDよりもSSDの方が割高ですが,アクセス測度は圧倒的に高速です.(特に,小さいランダムなデータの場合)

サイズ:1.8<2.5<3.5
接続方法: ATA < SATA1.0 < SATA2.0 < SATA3.0
厚み:7mm / 9.5mm / 12.5mm

デスクトップPC=3.5inch,ノートPC=2.5inchです.なお,iPod Classic向けに1.8inch,東芝の0.85inchなど異なるサイズもありましたが,現在は3.5&2.5inchしか殆ど生産されていません.

接続方法は,2010年以降ならSATA2.0/3.0を搭載しています.(特殊なものを除く)また,SSDの性能を引き出すにはSATA3.0である必要があります.

厚みは,SSDなら7mmから,一般的なノートPCは9.5mm,デスクトップPCなら12.5mmであることが多いです.薄いHDDならマウンタを使えば変換できます.

 

HDD

* ブラッター数(少ない方が良い)
* 回転速度(多いほど早い)
* キャッシュメモリ(多いほうが良い)

によって更に性能が別れます.
ブラッターは,多いとアクセス速度が低下し,故障率も上がります.(モーターを使う精密部品なため)
”ディスク容量”と呼ばれることもあるようです.

回転速度は,5400rpmと7200rpmの2種類があります.2.5inch向け7200rpmHDDは販売が年々減っています.
そのため,実質的に,2.5inch=5400rpm,3.5inch=7200rpmとなるでしょう.なお,rpmという単位は,1分あたりの回転数です.
http://gigazine.net/news/20130304-seagate-cease-7200rpm-mobile-hdd/

キャッシュメモリは,読み書きのデータを一時的に蓄えておいて,CPUの処理を妨げないようにするRAMです.
大きいほど良いですが,あまり気にしなくても良いです.

SSD
NANDの種類やコントローラー(NANDの何処に書き込むかを割り振る)の質によって大きく変わります.
特に,PCやソフトの起動時に数多くある小さなデータ(4kなど)のデータの読み出しが,HDDよりも圧倒的に(数十倍以上)高速なのが,SSDの強みです.
相性問題などが発生しやすいので,売れ筋のモデルを購入することや,レビューをよく確認してから買うなどしたほうが無難です.一般的に,IntelやOCZ,Samsungが特に人気があります.また,Toshiba(東芝)のチップを使用していると安心出来ます.
2015年くらいまでは,容量増加と低価格化が激しく進むと思わます.

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