【レビュー】LG 27EA33V-Bは、2万円なのに高画質×万能!!
LG 27EA33V-Bを購入したので、レビューです。
安くて綺麗ですが、微妙な点もいくつかあるので、合わせてご紹介します。
パッケージ
LGらしい、横に開くダンボール製のパッケージ。
取っ手が付いているので、運びやすかったです。
本体が5kg弱なので、パッケージの重さは7kgほどでした。
本体レビュー
色味は、LGにしては温かい
画面は、LGにしては温かみのある色合いです。
この写真だと青白いですが、実物は綺麗に発色しています。
AH-IPSだけあって、”ぱっと見”ならかなり綺麗ですね。
画質はそこそこ良い!
動画を再生してみても、遅延も少なく綺麗です。
液晶テレビのAQUOS LC-40H9と比べても、殆ど差を感じません。
もちろん、斜めから見ても画質が変わらないのも魅力的。
入力端子が3系統なのが良い!
きちんと、D-SUB、DVI-D、HDMIに対応しています。
DVI-Dと、HDMIの片方しかない機種も多いので、便利です。
(数百円の変換アダプターを使えば変換できますが…)
なお、他の方レビューによると、ヘッドホン出力からのノイズ報告が多め…
けれども、パソコンなら、音声出力を本体からに変更することができます。
(”コントロールパネル”⇒”サウンド”)
そもそもHDMIでなければ、ヘッドホン出力なんて使うことすらありませんが…
初期設定は、眩しくすぎる
電源を入れると、かなり明るいので、眩しい。
輝度(きど・Brightness)を下げないと、室内では辛いです。
ブルーライトカットメガネを使うと目にやさしいかも…
電源アダプターが小さくて便利!!
LEDで省エネ(最大30W)だからか、電源アダプターも小さい。
コードは、コンセント⇒アダプターまで90cm、アダプター⇒モニターまでが1.4mくらい。
いっその事、電源内蔵にしてくれると嬉しいのですが…
VESA(100×100)にも対応
モニターアームが使えるように、VESAに対応。
3,000円位で買えるので、あると机が広く使えます。
向き・高さを変えやすくなるので、4軸式があると便利です。
VESAでは、こんな感じに固定されます。
ただ、ピボット(縦回転)して使うのは無理がありそう…
さすがに、視線移動がキツ過ぎますね。
デザイン
プラスティック製で、ごくごく無難な仕上げ。
黒は、ヘアライン加工のなので、傷が目立ちにくい。
しかも、細ベゼルなので、圧迫感は感じにくいです。
薄型なので、値段の割には良い感じ。
ヘアライン加工の前面など、安物の割には頑張ってますね。
裏面を見せて使う用途以外なら、オフィスにも家にも良さそう。
電源コードと、映像ケーブルがあると見た目が悪い…
更に、裏の前面に、イボのような凹凸があります。
これで”高級感”を感じるという人の気が分かりません。
ただ、奇をてらってはいないので、価格なりには無難に仕上がっています。
LGロゴは、結構大きめに設定されています。
正直言って、ダサいですし、マッキーで塗りつぶしましょう。
(自己責任でお願いします)
軽く塗りつぶすと、目立たなくなります。
元に戻すのもできるので、気になる人は試してみては?
(エタノールで拭けば、簡単に落とせました)
ポイント
AH-IPS採用
液晶には、IPS, VA, TNの3方式が主流です。
中でも、IPSは、描写速度が遅い代わりに、斜めからの色の変化が少ない特徴があります。
そのため、主に高級機に使われてきました。
(廉価機のほとんどはTN方式)
そんなIPSを、LGが安くて高品質に発展させたのがAH-IPSです。
実を言えば、個人的に、LGは嫌いです。
けれども、この価格で、この画質・品質で攻めてくるのは凄いですね。
3年保証
LG日本法人(LG Electronics Japan)が、3年保証をしています。
きちんと、パネル・バックライト・本体すべてが対象になっています。
そうそう壊れませんが、壊れても無償修理できるのは安心ですよね。
(修理センターまでの送料はかかりますが)
LEDバックライトなので、省エネ
明るさが半分になるまで、4万時間と言われるLED。
しかも、消費電力もCCFL(蛍光管)の半分以下です。
そのため、最大でも30Wの消費電力で済む仕様です。
公称スペックだと、30Wとなっています。
試しに測定してみると、わずかに12.8Wでした。
(一番有名なワットチェッカー”TAP-TST8”を使いました)
感想
27インチは、意外と小さい
27インチというと、大きいイメージがありますよね。
(ノートPC=15.4インチ、ブラウン管TVの主流=32インチです)
ところが、机の上でもごく普通に、違和感なく使えます。
白い紙は、23.8インチ((LG 24EA53VQ-P))のサイズです。
比較してみると、一回りしか変わっていません。
64cm幅(実測値)なので、置けない机って、殆どないです。
(一般的な机の幅は、100~120cmくらい)
箱のサイズもそこまで変わりません。
ちなみに、台座のサイズは、B5の紙と同じくらい。
慣れてくると、32インチが欲しくなりますよ(笑)
このコスパなら、売れるのも納得
他の方レビューの評価が異常なほど高いですよね。(ステマではなく)
確かに、IPS方式、27インチ、高画質なのに、2万円という価格は凄いです。
デザインなども、まぁまぁなので、評価が高いのは納得です。
とりあえず大画面モニターがほしいなら、LG 27EA33V-Bがおすすめですよ!
安いですし。
スペック表
型番 | LG 27EA33V-B |
メーカー | LG Electronics |
画面サイズ | 27インチワイド (16:9) |
解像度 | 1920×1080 (Full HD) |
応答時間 | 5ms |
視野角 | 178° |
表示色 | 約1670万色 |
輝度 | 200cd/㎡ |
入力端子 | D-Sub, DVI-D, HDMI |
出力端子 | ステレオミニ |
消費電力 | 最大30W、 待機時0.3W以下 |
チルト | -5% ~ 20% |
VESA | 100×100 |
サイズ | 641.4×203.3×459.3(スタンドあり) 641.4×47.0x389.9 (スタンド無し) |
重さ | 4160g (本体) 600g (スタンド) |
付属品 | D-SUBケーブル、DVI-Dケーブル |
機能 | Super Energy Saving |
他機種と比較
LG 27EA53VQ-P
デザイン違いの兄弟機です。
(スタンドが丸くなり、ベゼルがつやあり(ツルテカ)になっている)
最大輝度が200⇒250cd/㎡になった分、消費電力が30⇒32Wになっています。
殆ど変わらないので、安い方を選んで十分だと思います。
ASUS MX279HR
パネルが同じで、台湾のASUSから発売されています。
高級感があり、デザインがとても洒落てます。
少々割高ですが、価格なりの価値はあると思います。
ASUS VX279H
MX279HRの姉妹機で、機能が異なります。
違いについては、こちらのレビューが参考になりますよ!
(画質のVX、音質のMX)
acer S275HLBMII
台湾のAcerが開発しています。
特徴的なデザインで、高いですが、人気も高いです。
VESAとDVI-Dが不要な人には、割りとおすすめ。
という訳で、LG 27EA33V-Bをレビューしてみました。
HDMIを使う方は、HDMIケーブルの準備もお忘れなく!!
参考にしていただけると嬉しいです(^^)v
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