【長期レビュー】MX ERGO(MXTB1s)は、M570tより買い!

トラックボールの超定番といえば、M570t。
そして、高級トラックボールといえば、MX ERGO(MXTB1s)。
実際に長期間比較しながら使って気づいたり、感じたことがあります。
ところで、結論から言います。
「仕事で使うなら、この価格差は十ニ分ペイできるはず!」
早速、お得な買い方も含め開梱レビューから始めていきます。
飛ばし読み
about me
マウスで腱鞘炎を起こして、トラックボールに乗り換えました。
それからトラックボールは、M570t(M570)を5年ほど使い続けています。
使用時間は、休日を含め5時間/日くらいで、多い日は12時間を超えます。
ゲーマーではないので、コンマ数ミリ秒の遅延は全く気にしません。
ただし、仕事で長時間使うため、機能性や疲れにくさをかなり重視しています。
また、①故障、②すぐにバッテリー切れ、③途切れるなどのトラブルは、もはや問題外です。
このようなユーザーですが、MX ERGO(MXTB1s)は大満足できています。
似たような環境の方にとっては、同じように満足できるのではないでしょうか?
パッケージ
少し高級感があり、おもしろいパッケージ。
黒を基調に緑のアクセントがロジクールらしいです。
そして、ティッシュボックスより一回り大きいくらいのサイズ感。
店頭でも中身が見えるように設計されています。
付録つき雑誌のように表紙をめくるとMX ERGOが鎮座しています。
バッグの留め具のように”パチッ”と磁石ではまるのが心地よいです。
実は、MX ERGO本体の取り出しはスライド式。
ボール台紙に鎮座していて、透明プラに覆われています。
さらに、充電用USBケーブルは、台紙の下に隠れています。
最初は、本体にも薄いフィルムがかかっています。
その下に、水色の説明のシールが貼り付けられています。
持ち上げると、金属的なずっしり感を感じます。
プラスチッキーなM570tとは明らかに違う高級感です。
ですが、実は台座の金属板が95gもあるのが原因で、コレを除くとだいぶ軽いです。
1-2の切り替えのLEDランプの点滅はかなり高速。
目障りという程ではないものの、そこそこ目立ちます。
カスタムボタンで精密ポインティングは結構遅め。
この機能を知らずに切り替わると、故障かと焦るかも。
デザイン
グレーで落ち着きいた渋さ
M570tのような青いボールがなく、とにかく地味。
全体的にグレーでモノトーンですが、存在感は意外とあります。
重厚な塊感はあるので、決して安っぽくは見えず不思議な感覚。
そして、そのぶんM570tよりも職場で使いやすいデザインです。
スペック
製品名 | Logicool® Wireless Trackball MX ERGO |
Logicool® Wireless Trackball M570t |
型番 | MXTB1s | M570t |
JAN | 4943765046363 | 4943765038771 |
サイズ | 133×100×52 mm | 145×95×45 mm |
重量 | 259g | 142g |
発売日 | 2017年9月22日 | 2013年8月2日 |
dpi | 320 – 440 (初期値380) |
540 |
ボタン数 | 8 | 5 |
電池 | Li-Ion (500 mAh) | 単3電池×2 |
電池寿命 | 4ヶ月 (max) | 18ヶ月 (max) |
操作方式 | Unifying (2.4GHz) / Bluetooth® |
Unifying (2.4GHz) |
操作距離 | 10m (max) | 10m (max) |
機能 | スクロール+チルト、 カスタムボタン |
スクロール(垂直)、 |
※ | SW-M570に移行中 |
使い勝手
誤って1-2を切替えることはない
不安に感じていたのが、マウスの切り替え機能。
うっかり触ってしまうのではないかと心配していました。
ですが、実際には誤って触れること自体がありませんでした。
むしろ他の場所にあってもいいくらいの印象です。
角度切替は意外といい
20°傾けると、確かに疲れにくく感じます。
慣れるとM570tのほうが違和感を感じるくらい。
無駄な力が減り、丸一日使った後の疲れが残りにくいです。
実際に、人間工学でも手首への負担が少ないんだとか。
ボタンの硬さが絶妙で指に優しい
クリック感やボタンの押込みは全体的に軽め。
ただ、意図せず反応するほど軽くはなく、絶妙な硬さ。
腱鞘炎に悩まされて手にとって、非常に優しい設計です。
ボールを外すのが面倒
トラックボールは、ボールを外しての清掃が必須。
といっても、裏側から細いペンでつついてすぐ外せますが…。
ただ、この押し出す穴が小さすぎて、鉛筆並みに細いペンが必要。
M570tのように、ジェットストリームなどが入る大きさにすべきでは?
M570tとの比較
高級版?いいえ、性格のちがう兄貴。
ボールサイズは同じで、色違い
使われているボールはM570tと同サイズ。
互換性があるので、入れ替えても使えます。
実際に入れ替えてみたのですが、違和感ないですよね。
他社製でもこのΦ27mmのボールがよく使われています。
他に感じた”ちがい”
- クリック感が明らかに軽くなった!
- 横スクロールができる!
- スクロールがなめらか!
そして、カチッカチというフィーリング。 - ボールの回転がなめらかで、体感で2~3割ほど多く回る!
(M570tより3割位遠くまでカーソルを飛ばせた) - 台座の滑り止め効果が強く、不用意に動きにくい。
改善してほしい点
保証期間3年だとうれしい
保証期間はM570t(3年間)より短い2年間。
ヘビーユーザー比率が高く、劣化速度が早いのでしょう。
ただ、価格差が3倍あるので同じ3年間保証にしてほしいですよね。
ただ、スイッチの耐久性は1,000万回と約3倍になっているそうです。
※M570tは型番変更し、SW-M570(保証期間1年)に移行中です。
カーソルが定まらなくなった
”Logicool options”をインストールし、起動後にカーソル飛びが発生。
すぐにM570tに戻し、「ポイント&スクロール」タブを触ってみました。
すると何事もなかったように、カーソル飛び現象は起こらなくなりました。
一瞬とはいえかなり不安を感じる挙動だけに、改善してほしいところ。
ホイールには進化の余地あり!
同じLogicoolでも、MX Master 2Sのホイールはより便利。
この動画のように、”SmartShift”機能で回る速度が変わります。
早く回したときのフリースピンがどんどん飛ばせて心地よくて、くせになります。
そして、遅く回すとカチカチっと精密に回り、実に思い通りに回ります。
購入するには?
お店によって2,000円くらい価格差がでることが多いです。
購入する前には、いくつか比較したほうがお得なのでおすすめ!
- Amazon.co.jp
- Rakuten (楽天市場)
- Yahoo!ショッピング
- nojima online (ノジマオンライン)
- ビックカメラ.com
- ソフマップ (Sofmap)
- TSUKUMO (ツクモ)
- ドスパラ
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