【長期レビュー】Shure SE215で喧騒から図書館並の静けさへ
Shure SE215といえば,遮音性で定番のイヤホンですよね.
そのSE215を発売間も無くから,2年以上使っていたのですが,かなりいいのでご紹介です.
遮音性
人の話し声にも有効で,ほぼ耳栓並
Shureの遮音効果だと,電車などの機械音だけでなく,人の声なども小さく聴こえます.
さながら,高性能な耳栓を着けているのと同じくらい静かになります.
小さな音を流せば,朝夕の山手線車内でも,車内アナウンスを聞き取るのは困難です.
高性能耳栓のレビュー記事⇒Moldex CamoPlugs(アメリカ製)
ノイズキャンセリングよりも高音に強い
ノイズキャンセリングは,パイロット向けに開発された名残からか,動力機関の騒音カットに強いです.
傾向として,低周波数帯(40~1500Hz)にあるため,独特の静けさになります
しかし,Shureなどのノイズアイソレーション(遮音性)は,よりフラットにカットしてくれます.
そのため,音楽,話し声,中・高音のノイズに対しては,ノイズキャンセリングよりも効果的です.
もちろん,バッテリーも必要ないのもメリットの一つです.
デザイン
プラスチックだが,安っぽくはない
半透明の筐体で,Shure掛けなので,イヤホンとしては存在感があります.
内側には,表にはSHURE,裏側にはSE215のロゴがあります.
独特なデザインと,処理で安っぽさを感じることはありません
キャリングケース付き
小さめのキャリングケースが付属しています.
黒いナイロン製で,カラビナ付きです.
SE215と,Bluetoothレシーバーなら入ります.
音質
低音が強く,高音がやや弱いドンシャリです.
といっても,入門モデルなので,Jazz,ロック系の音楽なら殆どマッチします.
他の方のレビューが多くあるので,参考にどうぞ.
音は,人によって感じ方が異なるので,視聴したほうが確実です.
使い勝手
L字型プラグ
SE215は,スマホなどで使う人が多いと思います
その場合は,ケーブルを痛めにくいL字型の方が無難です.
ケーブルには針金付き
SE215よりも前のモデル(2010年まで)は,断線が多いメーカーと言われていました.
Shure掛けが,ケーブルに負荷を与えるためです.
しかし,耳にかける部分に針金を入れることで,断線しにくくなりました.
私は,2年以上使っていますが,耐久性は問題ありません.
Shure掛けは,すぐ慣れる
耳の上に掛けるShure掛けが必要です.
これをしないと,遮音性の効果も,音質も期待できません.
最近は,他のメーカーの上位機種でも採用が増えています.
注意点
リケーブル出来るが…
ケーブルを交換可能です.
しかし,交換用ケーブル(EAC64BK)自体が,5000円くらいします.
本体が7000円程度ですので,かなり割高ですよね…
サードパーティ製のケーブルを使って,音の違いを楽しむ人もいます.
外し方はコツがいる
先端を持って,斜めに引っ張るようにして,慎重に外します.
逆に,普通に使っていて外れてしまうことはあり得ません.
あと,長さがブラック・クリアーだと162cmと長いので,邪魔にはなります.
カラー
ブラック(SE215-K-J),クリアー(SE215-CL-J),ブルー(SE215SPE-A)の3色展開.
私は,ブラックが気に入っています.
しかし,ブルーは,特別色×アジア地域限定だそうです.
そして,外で便利なように162cm⇒116cmと,ケーブルが短くなっています.
もう一本欲しいな…と揺れてしまいますね(笑)
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