【レビュー】コスパ最強!SanDisk SSD SDSSDHP-256G-G25AZ
Amazon限定ですが、わずか1.5万円で、256GBのSSD。
信頼性・価格でもサムスンに張り合えるのが、SDSSDHP-256G-G25AZです。
他の方のレビューを参考にして、期待して購入しました。
なお、以前買ったサムスンと比較も交えています。
開梱レビュー
SSDとしてもかなり簡素なパッケージ。
厳重に梱包されているHDDと比べると、驚きの小ささです。
サイズは、iPhone5Sを横長にしたくらいの小ささです。
国内代理店の3年保証になっていて、安心できますね。
ちなみに、代理店は、キヤノンマーケティングジャパン(パッケージにもあります)
SanDiskは、東芝の実質的な子会社だけに、意外な気もします。
見た目は、やや安っぽいプラスティック製。
サムスンなどの、金属製の高級感があるボディーとは対照的です。
しかし、普段隠れてしまうSSDの見た目に拘ってもしかたないですし・・・
見ての通り、Made in Chinaですね。
LBA方式、SATA 6G/s、消費電力 +5.0VDC 1.6Aなどが書かれています。
WWNは、PCにとっての、HDD・SSDの識別番号のようなものです。
付属品など
とてもシンプルで、必要最低限です。
左から、説明書・ブラケット・本体のみ。
中にブラケットがありますが、これは、7mm⇒9mm厚用です。
ご存知の方が多いと思いますが・・・
HDDのサイズは、ノートPC用(2.5インチ)と、デスクトップPC用(3.5インチ)があります。
そのうち2.5インチ用では、厚さが7mmと9mmの2種類が混在しています。
7mmのSSDには、2mmの厚さのブラケットで、9mm厚に変換します。
(付属しなくても、自分で厚紙を置けばいいんですけどね。)
デスクトップPCなら、2.5インチでも、3.5インチでも使えます。
代わりに、固定するには、変換マウンタが必要になります。
評価
かなり良いパフォーマンスです。
システムドライブで、CrystalDiskMark 3.0.3を利用して計測しました。
条件を考慮すると、公称値と変わらないくらい出ています。
公称スペック | |
連続 Read | up to 530MB/s |
連続 Write | up to 445MB/s |
Random Read | up to 82KIOPS |
Random Write | up to 39KIOPS |
平均故障間隔 | 200万時間 |
参考:HDDのアクセス速度
ランダムアクセス(小さい飛び飛びのデータ)が、圧倒的に遅い・・・
このため、HDDだと起動速度や、体感速度が遅く感じます。
- mouse computer LuvMachines Lm-HH350S
- Windows 7 Home Premium 64bit
- Core i5 4440
- 16GB RAM
- 256GB SSD(本機) & 500GB HDD
- GeForce GTX 650 Ti
- SoftPerfect RAM Disk 2GB
初期のHDDでは、起動に50秒ほど。
このSSDに換装すると、20秒ほどで起動するようになりました。
早すぎて、起動中のアイコンが途中で終わってしまうほどです。
Windowsエクスペリエンスは、5.9⇒7.9
あまり当てになりませんが、Windows Experience Indexを。
Primary Hard Diskの欄が、5.9から、7.9まで上昇しています。
最大は、9.9ですが、これだけあれば、体感速度は十二分に早いです。
※SSD 換装後に英語版に変更
内部パーツ | ||
コントローラー | Marvell | SS889175 |
NAND | SanDisk | 19nm 2bit-MLC 64GB×4 |
キャッシュ | Samsung | DDR-2 128MB |
内部パーツは、極々普通のものを使っています。
コントローラーは、SSDの信頼性で一番重要!
ここが一番壊れやすく、壊れるとデータの読み出しすらできなくなりますから。
Intel 510 seriesで使われるSS889174の省電力版だそうで、問題ないでしょう。
NANDは、まさに記録している部分で、自社製です。
SLCか、MLCかで論争になりがちですが、MLCで必要十分でしょう。
後述しますが、性能・価格・信頼性もSLC>MLC>TLCの順になります。
比較
安くて、高品質なSSDとなると、選択肢が限られています。
このSSDと比較対象になるのは、
などですが、このうち9割近い人が、Samsungを選択しています。
(ダンピングをしているの?というような安さと、ラインナップがあるため)
例えば、同じ250GBの中でも、換装に便利な部品をセットにしています。
また、データ移行ソフト(Samsung Data Migration)を添付しているのも魅力的です。
(しかし、フリーの”EaseUS Todo Backup Free”を使ったほうが、ずっと良い!)
- SATA/USB3.0変換ケーブル
- ノートパソコン用スペーサー(ブラケット)
- SATA/USB2.0変換ケーブル
- SATAケーブル (SATA3)
- デスクトップパソコン用ブラケット&固定用ネジ
前機種でAll in One Packageにまとめていたのが、2つに別れました。
必要になるものがセットになっているのは、とても便利です。
私は、サムスンを好きではありませんが、この辺は東芝・SanDiskにも見習ってほしいものです。
なお、SanDiskには、UltraPlusシリーズ(廉価版)と、Extremeシリーズ(上位版)があります。
- UltraPlus 128GB版 (SDSSDHP-128G-G25AZ)
- ExtremeII 128GB版 (SDSSDXP-120G-G25AZ)
- UltraPlus 256GB版 (SDSSDHP-256G-G25AZ)
- ExtremeII 240GB版 (SDSSDXP-240G-G25AZ)
- ExtremeII 480GB版 (SDSSDXP-480G-G25AZ)
保証期間が、UltraPlusで3年、Extreme Ⅱで5年間に延長されています。
また、性能が若干上がっています。
しかし、5割増近い価格差があるので、特殊用途でなければUltraPlusで十分です。
感想
型番と、Amazon限定仕様について
このモデルの型番は、SDSSDHP-256G-G25AZで、アマゾン限定モデルです。
といっても、末尾に、Amazonの略のAZをつけただけで、中身はSDSSDHP-256G-G25ですが。
SanDiskのSSDは、日本での流通量が少ないだけに、レビューを参考にしていただけると嬉しいです。
このSSDは買い!おすすめ!
いろいろ書いてきましたが、このSSDはイチオシ!
価格も安く、安定性も高く、安心して使えています。
その良さは、他の方のレビューの高さが証明しています。
コメントを残す