マルチメーターを買うなら,A&D製”AD-5526”がオススメ!!
安物が大量に出回っているデジタル式のマルチメーター.
どれが 安くて,きちんと使えるのか分かりにくいですよね.
そこでおすすめなのが,日本のA&D製のAD-5526です.
新しく購入したので,レビューしてみます.
レビュー
外観レビュー
A&Dの表記と,テスターと大きく書いています.
また,教育用の納入も考えたパッケージになっています.
パッケージは子供っぽいですが,中身はしっかりしています.
裏面は,スペックや,簡単な用途について書いています.
可能なのは,電圧・電流・抵抗測定なので,ごくごく普通な仕様.
サイズは,スマホの半分で,タバコケースくらい.
モノクロ液晶が入っていて,電卓のような感覚があります.
あと,予め電池が入っているので,すぐ使えます.
コードと先端の金属棒をまとめて,テストリードと呼んでいます.
そのコード部分の長さは45cmで,金属棒の長さは15mm.
固定されているので,交換はできません.
使ってみた
デジカメのバッテリーの電圧を測ってみました.
計測してみると,4.11Vでした.
ちなみに,Li-ion電池で,定格3.6Vです.
使い勝手は,まぁまぁ
電流・電圧・抵抗・電池残量のチェックができて,この価格は安いです.
また,一般使用には十分すぎる精度があり,使いやすさもまぁまぁ.
あとは,6つの機能ごとの色分けがあればなぁ…とは思います.
使い方
使い方は,取扱説明書(PDF)にも載っています.
プラス・マイナスを間違ってもOK
黒をプラスに,赤をマイナス側に接続します.
けれども,アナログ式ではないので,逆につなげても壊れません.
(保証はできませんが…)
電池チェック機能
内部抵抗をつなげて,電池の電圧(≒残量)を調べる機能です.
単○乾電池(1.5V)で60Ω,9V電池には1.8kΩの内部抵抗を繋げています.
開放電圧ではないので,かなり正確に計測できます.
ただし,電池残量チェッカーのような%表示はできません.
ダイオードチェック機能
ダイオードの極性を調べる機能です.
プラス・マイナスを間違えると点灯しないLEDには役立ちそう…
方形波出力機能
50Hzの方形波出力機能がついています.
負荷1MΩの時に,出力電圧3Vppだそう…
あまり使い道を見いだせないのですが,実験などで使えるかもしれません.
スペック
主な仕様
最大入力電圧 | 300V DC/ACrms |
最大入力電流 | 200mA |
サンプリングレート | 2.5回/s |
ヒューズ | ガラス即断ヒューズ 200mA / 250V (φ5×20mm) |
サイズ | 52×95×26 mm |
重さ | 100g |
電源 | LRV08 (12V積層アルカリ電池) |
測定カテゴリーは,CATⅡ
測定カテゴリーは,Measurement Category Ⅱ(CAT2).
コンセントにつないだ電気機器の一次側まで測定可能です.
その際使う300Vモードは,”感電注意”のランプが点灯します.
ただし,電気知識に詳しくない場合は,やらないほうがよいでしょう.
A&Dって?
日本の有名な測定機器メーカーです.
業務用の高価な測定器が中心ですが,こんなマルチテスターも製造しています.
他の測定器メーカーだと,安くても数千円からのラインナップばかり…
そんな中で,子供でも買いやすい価格で出してくれているのは,嬉しい限りですね!
購入するには?
送料無料で安かったので,Amazonで購入しました.
他にも,ホームセンターや,楽天,Yahoo!ショッピングなどでも扱っています.
地味ながら,そこそこ売れているみたいです.
1000円前後のマルチテスターを探しているなら,イチオシですよ!!
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