【レビュー】PanasonicのFAXが地味に進化してる件
家庭用FAXなんて、進化に取り残された化石家電。
と思いきや、お年寄りでも説明書不要なほど、進歩していました。
なんといってもすごいのが、的確な音声ガイド&画面とLED通知!
というわけで、Panasonic KX-PD600DL-Wのレビューです。
選んだポイント
FAXの機種ってとても少ないですね。(他はシャープくらい?)
でも、Panasonicだけは、きちんと改良した新製品を出しています。
そんななかでも、今回のFAXを選んだ基準は、以下の3つです。
- FAXを印刷前に画面で確認できる
- お年寄り(機械音痴)でも、簡単に使える
- 2万円くらいで買えて、壊れずに長持ちしそう
パッケージ
Panasonic KX-PD600DL-W のホワイト。
「いかにも家電」という感じのダンボールの外箱。
持ってみると、見た目の割には結構軽く感じます。
開梱すると、開け方がきちんと書かれています。
それも、FAXを今すぐ使う人が説明書を飛ばせるように、
”受話器コードの取り付け方”と、”インクフィルム”について。
このあたりは、わかりやすくていいですね。
昔に比べると、説明書関係もすっきり。
もちろん、公式Webでも取扱説明書をダウンロードできます。
ただ、音声ガイド機能が素晴らしく、説明書なしでも十分使えそう。
あっても、Panasonic ホームネットワークシステムを導入するときくらい…?
デザイン
いかにもなプラスチック感
白くて清潔感のある感じのプラスチック製。
ただ、汚れが少し目立ちそうなのと、テカテカしています。
意外と経年劣化しないとしても、日焼けしそうな感じはします。
良くも悪くも事務機器らしくて、FAXという印象。
良くも悪くも無難なデザイン・サイズ
存在感を主張するデザインではなく、無難なデザイン。
オフィスにも、家庭にも、ある意味溶け込みそうな感じ。
画面がiPhoneなどより一回り大きくて、目立つし存在感あり。
使い勝手
すごく目立つLEDランプの着信
着信時にとても目立つのが、LEDランプが光ること。
GIF動画のように、文字が流れるように点滅します。
耳が遠かったり、騒がしい環境でも、一目見れば気づきます。
なかなかな明るさもあり、視認性は抜群です。
昔ながらのワイヤレス子機
このようなFAX複合機って、子機で通話が多いですよね。
もちろん、Panasonic KX-PD600DL-W でも、子機が付属。
まさに、イメージどおりの固定電話の子機で、肩に挟んで使えます。
スマホのハンズフリーってBluetoothメインになりますもんね…
子機の重さは、しっかりと140gあります。
そこそこ大きな音が出て、それなりに丈夫そうです。
親機では、音量が6段階設定できるようになっています。
機能
FAXを印刷せずに見れる
Panasonicでは、”見てから印刷”機能と呼んでいます。
この”ペーパーレス機能”は、SDカードにも保存できて便利!
送りつけられてくるDMにうんざりな人には、必須機能ですよね。
4.7インチの画面は、大きめなスマホ並の大きさだけあって見やすいです。
通話もFAXも、SDカードへ!
右側には、SDカードの差込口。
ここにSDカードを入れれば、FAXも通話録音も保存できます。
電話1回分は120分までですが、120以内はきちんと録音されます。
16GBのSDカードで、FAX5万枚or549時間分保存できるようです。
停電しても約1時間通話できる
FAXの本体にも、受話器と同じバッテリーを入れます。
というのも、もし停電してもKX-PD600DLならしばらく使えるため。
停電時もアナログ電話回線は使えるので、緊急時には重宝するかも。
また、(やむを得ず)ブレーカーが落ちやすい環境にも便利かも。
他の機種との比較
単に”FAX+子機”があればいいのなら、KX-PD205DLがおすすめ。
ただ、”見てから印刷”機能を求めるなら、KX-PD600DL-Wが最高!
というのも、”見てから印刷”に対応していて、最安で、使い勝手も良いです。
SHARPの”fappy UX-AF90CL”は、画面が小さく使いづらいです。
また、操作に対するレスポンスも悪く、だいたいワンテンポ遅れた印象。
シャープを応援したい人には良いかもしれませんが、差はとても大きめ。
購入するには?
家電量販店で買うよりも、通販の方が安いことが多いようです。
ちなみに、楽天で注文したのですが、2万円弱(送料込)でお得でした。
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